こころの穴は ねこのかたち。

猫のこと。日々 思うこと。~愛猫ひよりの病気のはなし~

【番外編】誤飲のはなし①・・・先生が教えてくれたこと。

いつもありがとうございます。

こんにちは。ちゃとらです。

私(人間)のニックネームが "ちゃとら" で、猫の名前が "ひより" という、ちょっと混乱してしまいそうなこのブログを いつも読んで下さりありがとうございます!

さて、今日はいつもの日記風のブログはお休みして【番外編】としてお送りしたいと思います。

私は ひよりが病気になってから、ひより抜きで しょっちゅう病院へ行っていました。そこで先生にお聞きするお話はとても参考になる事が多く、たくさん勉強させていただくとともに、自分の無知さ加減も思い知らされました。

猫さんの病気に腎不全が多いことも、皮下輸液がどんなものかということも、”強制給餌” という言葉も、猫さんにも ”胃ろう” があることも・・・ひよりが病気になるまでは何も知らずに過ごしていたのです。とんでもなく”意識低い系”の飼い主でした。

その中でも『誤飲』については(私の無知もあり)とても衝撃を受けるものでした。私自身のための備忘録としても、先生にお聞きしたお話をここに残しておきたいと思います。よろしければお付き合い下さい。

 

 誤飲を疑う時

8/25の通院の際に、ひよりの吐き気について相談したところ、先生は誤飲の可能性について話してくれました。

ひよりの場合、セレニア(吐き止め薬)を飲んでも 吐き気のサインである 口の”くちゃくちゃ”が始まってしまうことも多く、私はとても心配していました。先生にそれを相談すると、セレニアを飲ませても嘔吐してしまう場合は「腸に何かが詰まっていて、物理的に食べたものが戻ってきてしまう事が考えられる」と教えて下さいました。食欲はあるのに食べると戻してしまう、水を飲んだだけでも戻してしまうなどの場合は、何か異物を誤って飲み込んでいて(または毛玉が詰まっていることも。これは毛球症といい、今回の誤飲とはまた別のお話)それが腸に詰まっている可能性が高いとか。

ひよりは、子猫の頃から親指くらいの大きさの小さなネズミのおもちゃが大好きで、散々遊んだ後でそれを食べようとすることがあったので、誤飲の可能性はおおいに考えられる事でした。

 ↓ひよりの大好きなネズミのおもちゃ。誤って飲み込んでしまうとコワイことになります。。。

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 身近に起こる怖い誤飲

 猫さんだと、おもちゃの誤飲、そして糸(ひも)の誤飲がとても多いそうです。

◆おもちゃの誤飲

一般的に売られているおもちゃは、本物の鳥の羽が付いていたり、本物の毛皮で作られていたり、猫さんの狩猟本能を駆り立てるものが多いですよね。猫さんは狩りをする体(テイ)で一心不乱に遊ぶのですが、ひとしきり遊んだ後に捕獲した獲物(おもちゃ)を食べようとすることも多く、この時に丸飲みしてしまうことがあるのだそう。

丸飲みしたおもちゃは胃酸で消化できないので、未消化のまま腸に移動しようとして腸の入口を塞いでしまいます。(または腸の途中でひっかかってしまうことも。)こうなると その後何を食べても食べ物は腸に流れていくことができず、”食べては吐く”を繰り返すことになります。

このお話をうかがった後に猫用おもちゃ売り場へ行ってみると、なんと危険な物が多いことか!おもちゃで遊んでいる時はもちろん、遊んだ後も無くなっているおもちゃが無いかどうか きちんと注意して管理しないとコワイですね。

 

◆糸(ひも)の誤飲

糸(ひも)状の物の誤飲は おもちゃの誤飲に比べて更に怖いそうです!

猫さんは何かを見つけると ふんふんして臭いを確かめた後に、ペロッと舐めることがありますよね。ひよりも よく糸くずやホコリをペロッと舐めることがありました。糸は飲んでしまってもウンチと一緒に出てきそうなので、私はあまり心配していなかったのですが・・・

何年か前、ひよりが口を気にしているので見てみると 糸を食べていて、引っ張ってみたら ズルズルと結構な長さの糸が出てきたことがありました。

実はこれ、かなりコワイことだったんですね!(無知...)

糸などはペロッと舐めた時に口に入り、猫さんはペッペッと出すことが出来ないので 仕方なく飲み込むことになります。そのままウンチとして出てくれる場合はいいのですが、そうでない場合、糸は曲がりくねった腸に絡まります(先生は「腸に刺さる」と表現していました)。腸に刺さった糸は自然に抜けることは ほとんど無く、手術で取り除かなければなりません。

腸に糸が刺さると、腸は異物(糸)をなんとか排出しようとして蠕動運動を活発に繰り返すうち、どんどん糸を絡めていってしまいます。ちょうど巾着袋の口をキュッと閉めた時のように縮こまってしまうのだそうです(先生はアコーディオン状と言ってたかな?)。糸は自然には取れないので放っておけば腸が壊死して死に至ります。手術で取り出すにしても、縮こまった腸は元に戻ることは無いので、縮こまった部分は全て取り除くしかありません。縮んでいる分かなりの長さの腸を切除しなければならず、手術もとても難しく命にもかかわるそうです。

ひよりの口からズルズルと糸を引っ張り出した時の事を思い出して、お話を聞きながら全身がゾワゾワーッとしてしまいました。。。

 この季節、編み物をされる方も多いですよね。そして猫さんは毛糸で遊びがち。しっかり管理しないと怖いんだな・・・ということを今更ですがようやく学んだポンコツ飼い主。ホント安定のポンコツぶりです。

 

少し長くなってしまいました。。。いつも長いブログにお付き合いいただきありがとうございます。続いてのお話は・・・と続けたいところですが、そろそろ読み疲れていらっしゃるかと思いますので、つづきは次回にしたいと思います。

次回の【番外編】は、実際に先生が診察されたワンコさんの誤飲のお話です。

次は短めに まとめます。必ず、きっと、たぶん…

最後までお読みいただきありがとうございました!

(’18.11.17)