こころの穴は ねこのかたち。

猫のこと。日々 思うこと。~愛猫ひよりの病気のはなし~

ひよりがうちの子になった日  ・・・2008年夏のこと。

ちょっとだけ私のこと。

 私が生まれた時(ウン十年前)、もう そこに猫がいました。

「猫と暮らすのが当たり前」のような家庭に生まれました。

 

親元を離れて一人暮らしを始めてからは、猫とは離れ離れの生活になり、

以来、ひよりと暮らし始めるまで しばらく猫と離れて暮らす生活が続きます。

そばに猫がいない、という違和感をずっと感じていましたが、

猫の人生を自分一人で引き受ける 自信も覚悟もなく、

自分にはまだ猫と暮らす資格はない、と感じての一人暮らしでした。

 

ひよりとの出会い。 

そして、長い一人暮らしを経て結婚。

2人暮らしになった2年後の 2008年夏のこと、

ひよりとの運命の出会いが訪れます。

最初に子猫(ひより)を見つけたのは夫です。

夫の職場の室外機の下に、子猫は自分で穴を掘り、

そこに身を隠してカラス達から逃れて

必死で生きようとしていたといいます。

 

夫が連れ帰った子猫は、

ガリガリに痩せて、下痢もひどくて体中うんち塗れで、

ダンボール箱の中で ひどく怯えていました。

手を差し伸べて触ろうとすると、いっちょまえに「シャーッ」と威嚇します。

小さい口を開けて威嚇している姿には胸が痛みました。

怖い思いをしたんだね・・・。

 

うんち塗れの体を洗い、乾かしてみると

きれいな茶とら白の はちわれ猫さんでした。

毛並みは最悪で、猫独特のもふもふの手触りは無く、

チクチク刺さるような毛だけが生えていました。

 

カリカリを準備して、お湯でふやかして与えてみるとガツガツ食べます。

食欲はあるようなのでひと安心。

 

翌日、動物病院で健康診断をしてもらうと、

ひどい栄養失調と脱水症状とのこと。

まず下痢を止めて、栄養失調と脱水症状を改善しましょう、

ということになり、下痢止めを処方されました。

毛並みが悪いのは、栄養が毛まで届いていないとのこと。

ここまで栄養状態が悪く、下痢も続くと

命を落とすこともあるので気を付けて見ていてあげて、

と念押しされ帰宅。

心配しましたが、下痢も治まり食欲旺盛。

お腹がぽんぽこりんになるまでよく食べて よく眠り、

日に日に元気になるのが分かりました。

 

1週間後に再度受診した時には栄養状態も改善されており、

エイズや猫白血病も陰性で、夫と2人で大喜びしたのを覚えています。

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家族になる。 

人見知りで、しばらくは私たちに威嚇していたひよりも、

この頃には少しづつ距離を縮めてくれるようになっていました。

この1週間、私たちとひよりの関係は・・・

朝起きて、ひよりの寝床を覗きにいくとまず威嚇。

ごはんを食べさせた後、威嚇するひよりを無理やりだっこ。

(ちっちゃいひよりの威嚇は本当にかわいかった!咬んできてもちっとも痛くない(笑)。)

甘えたい盛りの子猫、だっこの温もりに思わずゴロゴロ言ってしまう。

そして、1日かけて夜までには手を出しても威嚇されなくなり仲良くなる。

次の朝、ひよりに挨拶しに行くとシャーッと威嚇。

ごはん後に無理やりだっこ。

また1日かけて夜までには仲良くなる。

次の日の朝また威嚇、そして夜までに仲良く・・・を繰り返す毎日でした。

そして・・・

1週間ほどたった頃に、ようやく朝の威嚇がなくなる日が来ます。

こうして少し時間をかけて、私たちは家族になっていきました。

(つづく)

 

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【後記】

ひよりがうちに来た頃の事は、今でも昨日のことのように思い出します。

ブログを書いてみて、本当に細かいことまで覚えていることに

自分でも驚いています。

本当に10年も経ったのかな・・・

(’18.9.27)