こころの穴は ねこのかたち。

猫のこと。日々 思うこと。~愛猫ひよりの病気のはなし~

そしてまた病院へ ・・・’18.8.22のこと。その①

前回のつづきです↓

chatorajirushi.hatenablog.com

 

薬は効かず絶食は続く

期待していた食欲の出る薬”ペリアクチン”を飲んでから、ひよりは食欲が出るどころか何も食べずに 夜の間ずっとウロウロと鳴きながら徘徊を続けた。 

何も食べていないのに 歩きまわって体力を消耗してしまって、もう心配で心配で泣けてくる。

結局 今日で絶食6日目。 

ペリアクチンもダメだし もう最後の手段。他県にいる実家の猫 "とらちゃん" にテレパシーを送ってもらうことにした。実家の姉に連絡し、ひよりが膀胱炎になったこと、ごはんを食べないと治らないのに食欲がないこと を話して、とらちゃん経由でひよりに「ちゃんと食べなきゃダメだよ」って言ってもらうことにした。

 

そしてまた先生に相談

徘徊のことも含めて、電話で以下①②を先生に相談することに。

①ペリアクチンを飲んでから様子がおかしい。鳴きながら歩き回って落ち着かない。どうしよう?

<回答>様子がおかしいならペリアクチンを飲むのはやめよう。ひよりちゃんには効かなかったんだね。  

 

②今日で絶食6日目。餓死しない?来院すれば絶食状態を改善する処置(点滴など)は受けられる?

 <回答>6日くらいでは餓死しないよ。おとといの診察では3.8kgあったし、脱水症状も無かったし大丈夫。猫は治療のために1か月絶食させることだってあるくらいだから心配しないで。ただ、残念ながら病院で絶食状態を改善するのは無理。患者さんはみんな勘違いするけど、点滴=食事(栄養)ではない。一般的に行われる点滴とは皮下輸液のこと。皮下輸液は水分補給が主な目的で、栄養を入れることは不可能(皮下輸液でカロリーのあるものを入れたら皮膚が壊死してしまう)。だから、食べないから点滴しよう、という考えは根本的に間違っている。ちなみに、ビタミン類を入れることはあるけど、カロリーが含まれているわけではないので、食事をした事にはならない(点滴をしたから これでしばらく食べなくてもOKという事では全くない)。だから、口から食べてもらうように頑張ろう。

 

そうか・・・。

私はイザとなったら点滴してもらおう、と思っていた。でもこの考えは間違っていたんだ。もし、1日分のカロリーを点滴で入れようと思ったら、皮下輸液ではなく腕の血管に管を入れて何時間もかけて入れることになるそうだ。気軽にできることではないんだ・・・。どこまでも無知な私・・・。

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皮下輸液を受ける

先生曰く、栄養は入れられないけど、皮下輸液をすると活力が出てきて食欲が出る猫さんもいる とのこと。一縷の望みにかけてみることにして、午後の診察が始まったら病院へ行くことにした。

夫も早めに帰宅してくれて、18:00頃 夫の運転する車で病院へ。ひよりはキャリーに入ることを抵抗はしたが、もう脱走する力もなくガルガル言いながらもキャリーに入ってくれた。日に日に力が弱くなっていて涙が出る。

先生はすでに輸液の準備をして待っていて下さった。吐き止めと胃酸止めの薬も一緒に輸液バッグに入れておいてくれて、「今日は薬は飲ませなくてもいいよ」と言ってくれた。(助かります・・・)

ひよりの背中の肩甲骨の間あたりに針を刺し、皮膚と筋肉の間に輸液を入れてラクダのようなコブを作る。それが時間をかけて体内に吸収されていくのだそう。尿もたくさん出るというから膀胱炎にもいいはず。

輸液は10分ほどで終わり、ひよりの右わきの下あたりに輸液の入ったタプタプが出来た。のこタプタプは重力とともに下に降りていき、足まで行くことがあるけど心配しなくていいそうだ。

(その②につづく)

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【後記】

私は、点滴=食事(栄養)ではないということを この時初めて理解しました。 "皮下輸液" という言葉も初めて聞きました。動物の医療について 本当に何も知らないことを思い知り、何から何まで学ぶことだらけでした。

そして・・・

今日(11/4)ひよりが旅立って49日目を迎えました。極楽浄土へ旅立つ日ですかね。更に遠い世界へ行ってしまったのかな思うと・・・なんだか寂しい気がするのはおかしいのでしょうか。

もう生まれ変わる準備は出来ているのかな。早く生まれ変わって私のところへ戻ってきてほしいと思う気持ちと、いやまだ私にその資格はない、という気持ちと・・・。

私の資格モンダイはさておき、今ひよりがいる場所が、何の苦痛も不安もない穏やかな場所であってほしい。そして何よりも ひよりの来世がこの上なく幸せなものでありますように。 

(’18.11.4)