こころの穴は ねこのかたち。

~愛猫ひよりの病気のはなし。そして・・・ひよりのいない”今”を綴っています。~

少しづつ食欲も  ・・・’18.8.9のこと。

 食欲回復のキッカケ作り  

 

8/9、朝一で胃液を少量吐く。

昨日セレニアをサボったので また嘔吐が始まってしまうのかとオロオロしてしまう。だがそれ以降は吐かずに過ごしてくれた。

昨日はちゅーるを少しなめてくれたが、それ以降 自分から食べる様子はない。

 

今日も薬をもらうために病院に(飼い主だけ)赴き、ひよりの様子を先生に伝える。

ちゅーるを少し食べてくれたので、このチャンスに食欲回復を目指したいということで、先生は「猫まんまでも何でもいいから食べさせるように」とのこと。

猫は、臭いの強いフードの臭いを嗅がせたり、少し舐めさせたりして興味を持たせると 急に食欲が戻ることがあるそうで、そのキッカケを与えるために 今は何でも食べさせていいとのことだった。普段なら食べさせたくない人間の食べ物でも(もちろん、猫に有害なチョコレートやネギなどはダメ。)食べてくれるなら何でもいいそうだ。

ちょっと鼻に付けてやると舐めるので、それもキッカケ作りにいいらしい。

そうか、キッカケが必要なのか・・・。

ひよりが絶食状態になってから、我が家では ひよりのごはんと水をあらゆる所(5~6箇所)に置いていた。ひよりは水は飲んでくれるが、ごはんは臭いは嗅ぐものの自分から食べくれることは無かった。

吐き気が少しでも治まっている時に ひよりのタイミングで食べてくれればと思い、そっと置いておくだけにしていたけれど、それだけじゃなくて、こちらからキッカケを作ってあげることが大事だったんだ。

 

薬は同じく、ファモチジン(胃酸止め)とセレニア(吐き止め)を処方してもらった。

前回もらった薬はだいぶムダにしてしまったので、今度こそしっかり飲ませて胃腸炎を治したい。

病院の帰りに、子猫用のミルクと、初めて食べるブルーバッファローカリカ(シニア猫用(7歳以上) 室内飼い チキン&玄米レシピ 400g)と、ひよりの好きなかつお節とツナ缶を購入した。

 

昨日も今日も吐いていないけれど、せっかく食べはじめるかも知れないというチャンスなので、完全に吐き気を取っておきたいと思い、今日はセレニアを飲ませることに挑戦したが、あえなく失敗してしまった。

今日も胃酸止め(ファモチジン)のみ。

 

いよいよ食べてくれる!

そして、薬も効いてきた頃、食欲回復のキッカケ作りを試してみる。

まずは、栄養のある子猫用のミルクから、ひよりの鼻先に近づけてみる。

ふんふん臭いをかいでいるが・・・・・ぷいっと横を向く。

試しに鼻に付けてみる。ぺろっと舐めるが・・・もういらない。ミルク嫌い。

次は、カリカリ。初めて食べさせるブルーバッファローカリカリ。

ふんふんした後・・・これ食べ物?という顔をする。興味なさそう。

そして、かつお節。

ふんふん、ふんふん・・・ぺろっ。食べた!おかか好き!

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 よし!と思い、子猫用ミルクにおかかをトッピングしてみる。

・・・おかかだけ器用に食べる。

カリカリにおかかを混ぜてみる。

・・・おかかだけ選んで食べる。

うーん、食べるのは結局おかかだけか・・・。

でも、いっか!おかかだけでも大進歩!

好きなだけ おかかを食べさせた。

 

今日は、私もひよりもゆっくり眠れるかな。

 

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 【後記】

ひよりの食欲が戻り始めた時は本当に嬉しくて、ようやく光が見えた思いでした。

人間だってストレスが続けば、慢性的は胃腸炎が続くことがあります。

ひよりも長かった胃腸炎がようやく回復に向かって、またいつもの元気なひよりに戻ってくれると、この時は信じていました。

 

<通院の覚え書き>

8/9 飼い主のみ病院へ行き、前回と同じ薬を処方してもらう。(4日分)

セレニア24  2錠  ¥900-

ファモチジン10 1錠 ¥100-